人の体に電気的エネルギーが通っていることを知りました。更に、菌や食物、魚類、水、物質までも、エネルギーが通っていることを知りました。そして、それには情報が乗っていることも分かりました。やがて、植物との意識交流が可能であるという情報が世の中に出始めた頃、その体験を手作り味噌でさせてもらいました。
最初は、美味しい味噌作りを伝えたいという思いから、子どもから大人までの味噌作り教室を開催していました。やがて、その教室において、まず同じ材料で親子が作った味噌が教えてくれました。ある日、子どもさんの味噌の表面にカビが生えた為、お母さんが相談に来られました。その味噌の容器を手に取ったとたんに、耳が痛くなりました。そこで、持参されたお母さんへ、正直に耳が痛くなったことを伝えました。そうしましたら、その味噌を作った子供さんは現在耳鼻科へ通っているとのことでした。更に、お母さんからの自己申告で、毎日自分ががみがみ言っていたので、中耳炎になり通院をしてしまったと思っていたそうです。
何時も教室では、味噌を作るうえで、仕込み後の事も伝えていました。それは、麹の菌が働き更に熟成という時間の中で、味噌は生き物なので家での家族の会話を聞いているので、家族と同じように挨拶や声かけ等をして下さいと伝えていました。それを心に留めて下さっており、そのお母さんは思い返すとがみがみと言った頃からカビが生えたような気がして、自分の言動に反省をしていたところだったそうです。カビの処置をして戻られましたが、やがて子供さんが明るくなったと連絡をいただき、ほっとしました。
またある時は、二月に仕込んだ味噌が七月にカビが生え持参した子供さんがいました。何年も作っていますので色々な種類のカビを見てきましたが、その時は今までに見たこともないカビの生え方でした。と同時に不安ともなんとも言えない気持ちになりました。夏休みに入る事もあり、子供さんは元気にその味噌を持ち帰りましたが、八月にまたカビが生えたとのことで持参をされました。やはり、カビの生え方が前回と同じく変わった生え方であり、その時は子供さんの体調が気になりましたが、夏休み中でもあり元気そうなのでそのままカビの処置をして戻りました。そして、その夏休みの最期の日に、突然その子供さんが入院されたとの連絡を貰いました。頭痛が治まらず嘔吐があり、お母さんの感で何故か頭が原因ではないかと思い脳外科へ連れて行ったところ、脳腫瘍と分かり手術することが判明。その時、カビの生え方が何時もと違うのは、この腫瘍の状態と同じ状態である事に気づきました。
連絡を下さり面会の難しい中、何も口にできない状態の子供さんへせめてもと思い、本人の好きな味噌をことづけました。そして、教室や知り合いの方へ声をかけさせてもらい、みんなでお祈りをしました。落ち着かれた頃、お母さんから連絡をいただき、全摘出ができなかったそうで次の療法が必要とのことでした。そして、唯一口にできたのが味噌汁である事の報告も下さり、お母さんとしてはこのような状態の時、口にできることが感謝と喜びでありましたと言われました。
このような体験から始まり、その後も味噌から色々な事を教えてもらい、更に免疫や微生物の知識を増やすきっかけともなりました。