シンロジカル・カウンセリングの記録 14

アカデミア

カウンセリングが進むうちに分かってきたことは、どうも精神世界(霊界?)には真理を求め、解明したいという科学者や哲学者の意識体が集う領域が存在していて、私の小宇宙がその領域と繋がってしまったようなのです。つまり、私はある種の扉の役割を果たすことになったようです。そして会長の頭の中では、ずっと「アカデミア」という言葉が響いていたそうです。

どうも、今から二千五百年前に活躍したソクラテス、プラトン、アリストテレスなどの学者達が精神科学研究所に参加してくれる、ということのようでした。この三名のお名前は耳にしたことはありましたが、詳しいことは何も知りませんでした。そこでカウンセリングの後に調べてみたところ、この三名は師と弟子の関係にあったのですね。そしてプラトンが開いた学園が「アカデミア」である、ということを初めて知りました。

私自身は、精神科学研究所を主催することで、純粋に真実を学びたい人々が自由な発想で研究できる場所を提供したい、と考えています。それは、現在の日本の研究の場が、如何に制約された状況に置かれているかを、身をもって経験したからこそ生じた想いです。
今の日本政府の方法では、優れた人材を潰す方向にしか進まない、と個人的には思います。優れた人材というものは、多くの人々が気が付かないところに、埋もれいているものです。今の政府の方法、教育界で、そのような方々を見つけだし、才能を開花させることは、ほぼ無理でしょう。

そして、今のままの私では何も出来ないことは確かですが、何らかの方法で、少しずつ現状を変えていきたいと思います。