No.9 小宇宙への情報入力手段

西暦二千年以前は、情報を手に入れる手段として、新聞、テレビやラジオのニュース番組、書籍、学術論文などが利用されてきました。

それが、インターネットの普及や IT 技術の発展に伴って、専門家はもちろん、専門家ではない一個人でも、自分自身の考えを自由に発信することができる様になりました。

西暦二千年以前は、多くの日本人が、新聞、テレビ、ラジオで報道されるニュースを信じていたことでしょう。私もずっとそうでした。大手マスメディアが報道することを、何の疑問も抱かずに受け入れてきたのです。

では、物質世界に置かれたそれらの情報が、偽りの情報であったとしたら、人の小宇宙はどのようなものになってしまうのでしょうか?