No.26 – 2 日本人に適した教育を行うために ー 補足

前回の投稿で、誤解を招くような表現をしてしまったので、補足しておきたいと思います。

それは「優れた国」と表現したところです。正確に申しますと、「優れた国」というよりも「自分たちとは異なった思想を持つ国」との表現の方が適しています。

私は、日本と隣国が良好な関係を築き難い理由が、ずっと理解できませんでした。しかし、最近色々と学ぶなかで、隣国出身者がご自身の国の国民性を説明されているのを聞いて、少しは理解できるようになりました。どういうことかというと、日本人と隣国人は、根本的に考え方が違う、ということなのです。

例えば、人間の残虐行為を表現する際、ほとんどの人々が自分が見たり聞いたりした経験をもとに物語を描くと思います。自分の経験の中にはない物語を創造できる人は、とても創造的な人物です。私はそのことを理解していませんでした。

極端な言い方をしますと、世界中できちんと「約束を守る」国民性を有した国々は、少ないのです。そのような現実を踏まえた上で、生きていくことが大切です。