No.22 自由民主党の 2021 年総裁選で見えてきたこと

自由民主党の 2021 年総裁選は、岸田文雄氏、河野太郎氏、高市早苗氏、野田聖子氏の四名によって争われました。そして、岸田文雄氏が第27代自由民主党総裁に就任されました。

興味深かったのは、マスメディアの報道とネット上での人々の意見が、明確に分かれたことです。大手マスメディアでは、河野太郎氏を支持し、ネット上では多分八~九割方が高市早苗氏を支持していました。

そして、党員票では河野氏は圧倒的に多くの票を得て、第一位に踊り出ますが、議員票での得票順位は、第一位岸田氏、第二位高市氏、第三位河野氏、という順番になります。そして党員票については、本当に党員の意向が反映されているのか、という疑惑が浮上したようです。

今回の総裁選で見えてきたことは、戦後七十六年目にして改めて、大手マスメディアの偏向報道による洗脳作戦が通用しなくなってきた、ということだと思います。