M 先生のカウンセリングを通して、私がそれまでに持っていた価値観は大きく変わりました。また、M 先生からの提案もあり、2007 年には三カ月間、休職しました。当時の私は、感情の起伏が激しく、まるで脳が暴走しているような状態になっていました。
そこで M 先生からの提案もあり、抗うつ薬の服用を開始しました。運よく、最初に処方された薬を一種類服用することで、感情の起伏は大分安定しました。けれども、はっきり言って、私は通院していた心療内科の医師を全然信用していませんでした。それは、患者の話を聞いて薬を出すだけで、私の質問には何一つ答えていただけなかったからです。薬が効いたので、薬さえ処方してもらえればよかったので通院を続けましたが、「医師のあり方」については考えさせられました。
信頼関係を築けない医者と患者の関係は、とても不幸なものだと思います。