九月の大阪セミナー翌日のミーティングで、「人間霊はいたずらが大好き」という話題が出ました。当日、ミーティング出席者のうち四名が「物が無くなった。」という体験をしていたのです。私もそのうちの一人で、私の場合はセミナー当日の朝、夜行バスを降車する際に、使っていたショールをリュックに仕舞おうとしてたたんだところまでは覚えているのですが、その後の記憶がなくなっていました。そして暫くして、リュックにショールが入っていないことに気がつきました。きっとバスに忘れたのだろう、と考えて、バス会社に連絡を取ったところ、ショールは忘れ物として届いており、無事、手元に返ってきました。このように、無くしものが出てきたのは、四人中二人、出てこなかったのは二人でした。しかも、一名はホテルに泊まって朝起きたら、ズボンが無くなっていたのです。かなりの大物です。一体どこに雲隠れしてしまったのでしょうか?
会長曰く「これからはこのような事象が沢山起こってくるでしょう。」とのことでした。というのも、亡くなった人間霊の皆さんは孤独で、誰かにかまって欲しくてたまらないのです。「私はここにいるよ!」ということを示したくて、この現実世界に色々アピールしてくるのでしょう。今回の「物を隠す」くらいの現象なら、まだ可愛い方です。ただ、疑り深い人は、物が無くなった時に「誰かに盗られた」と考え、トラブルに発展する可能性が高いので、そこら辺は冷静に判断することが大切だと思います。また、悪意を持った霊の場合は、かなりたちが悪そうなので、皆さん、気を付けてください。
さて、私の場合、10月に入って、「こう来たか!」という体験をしましたので、ご報告させて頂きます。ある日、下り電車に乗ろうと思って、駅に行きました。そこで電車が来た事を告げるアナウンスがかかったのですが、そのアナウンスが少しおかしいのです。「一番線に上り電車が到着します。」というものだったのですが、本来は上り電車は二番線に到着することになっている駅だったのです。そして私はその時、下り電車が来たら目で確認できる場所にいました。時間は私が乗りたい下り電車がちょうど到着するくらいの時間だったのですが、下り電車は目視出来ません。その後、私の目には、上り電車が発車し去って行く姿が移りました。
その後、数分経っても列車遅延のアナウンスは流れません。「おかしいなあ」と思いつつ、携帯電話で列車遅延情報を確認しました。そこには「通常運行」と書かれています。そこで私は、「やられた~。」と思いました。ここに至るまでに、私は既に幻聴を聴いたり、幻覚を見たりする経験を嫌というほどしてきました。なので自然と「誰か、私の脳をいじったな」と考えることが出来たのです。そこで少し浄化と上昇をしたところ、次の電車は普通に到着し、何事もなかったかのように電車に乗ることが出来ました。一度は騙されてしまったけれども、そう易々と、何度も君たちには騙されないからね!
そして、今回の場合は「フェイク情報」であることは、「一番線に上り電車が到着します。」という形で、きちんと示されていましたし、私自身もそのことを認識していたわけです。きちんと冷静に判断しないと、なかなか困難な世界が始まってしまったなあ、と実感させられた体験でした。昔だったら、きっとこのような体験は「狐につままれた」こととして判断されたのではないでしょうか?日本の昔話には、実は真実が沢山隠されていて、それが人々が生きる上での知恵として活用されていたように感じます。
ということで皆様、これからの世界はとてもデンジャラスな段階へと突入してしまったようです。しかし、理性的に冷静に考えれば、きちんと問題を解決することは可能です。霊の悪戯に動揺してしまい、冷静に考えることが出来なくなったら、それは霊の思う壺です。霊の悪戯に動揺せずに、冷静に行動できれば、そのうち「かまってちゃん霊」は面白く無くなって去っていきます。なので、皆さん、これからは心して進んで行ってください。
そして、より良い世界を目指して、働いていきましょう!
(完)