今までの地球 その一. 獣(666)の世
岡本天明氏が神懸かり状態で自動書記で記述した「日月神示」では、「金で世を治めて」世の中が酷くなっていき、世界情勢が最悪になったところで「金で潰して」世の中が「でんぐり返って」弥勒(みろく・五六七)の世が現れる、と語られています。最近になって時々目にするのが、一つの大きな区切りが 2025 年 7 月に設定されている、という情報です。真偽の程は後世になって検証してみないと分かりませんが、少なくとも、今の世の中が地球の大転換期の真っ只中にあることは確かなようです。
今の世の中は、マネーと情報とエネルギーと軍事力とを手にした一部の人々によって運営されているようです。とはいうものの、情報もエネルギーも軍事力も、マネーの力によって如何様にも操ることができるので、やはり今の世のピラミッド構造の頂点にあるのは闇のマネーなのでしょう。けれども、今の世の中、マネーを使って我が物顔でこの世界を動かしてきた悪の枢軸は、奇しくも自分達が軍需産業を発展させるために産み出した(正確には盗み出した?)IT という情報網を司る産業の力によって、自らの首を絞める事態に陥ってしまったようにみえます。
インターネットがここまで普及する前までは、世界の支配者達は、新聞、ラジオ、テレビという媒体を介して、自分達が望む情報のみを発信し続けてきました。支配者達は、自分達にとって好ましくない情報を流そうとする一部の人々を暴力と恐怖によって排除し、思い通りに動いてくれる人々を飴と鞭の力によって自分達の支配下に置くことで、一般人の動きをコントロールしてきたのです。人々の認識領域が小さいうちは、その方法は有効に機能しました。しかし、スマートフォンが登場し、先進国では、ほぼ全ての人々がスマートフォンを個人で所有するようになってから、少しずつ様相が変わってきた様です。人々は、与えられた情報を受動敵に受信するだけではなく、自ら情報を能動的に発信し、自分達が知りたい情報を自ら探求するようになりました。
そして 5 G や 6 G の時代に入り、それらの電波が人間に与える影響については大分前から危惧されてきました。今この世界を動かしている支配者達は、一人一台保有するようになったスマートフォンを介して、世界人類を支配しようとしているのだと思います。しかし、日本の神様たちはそんな世界を望んではいません。
人間というものは、かなりの自制心を有しない限り、勝利を確信した時点で脇が甘くなる様です。完全な勝利を手中にした後で本性を現せばいいのに、傲慢な人間は辛抱強さに欠けているのでしょう。C 国のクマのプーさんの例は、見事にそれを物語っていますよね?我良しに徹した邪悪な人間の能力というものは、所詮その程度のものなのです。