これからの地球 その四. 無能な政府
今の世の中に蔓延っている情報は、人々の不安を煽ります。不安になった人々は、現実世界に向けて行動を起こします。
金銭的に不安を感じる人は、一生懸命働きます。「老後資金に二千万円は必要」と言われた人間は、大学卒業後、懸命に奨学金を返済しながら働いて、かつ老後資金をせっせと貯蓄します。そしてその貯蓄を外資に売り渡そうとしているのが、今の政府なのでしょう。
政府って一体何なのだろう?と考えてしまいます。現首相は「異次元の少子化対策」という、よく分からない発言をされていますが、彼がやっていることは、国民から税金を徴収して、それを配っているに過ぎません。政府が「対策」と言っていることは、ただ単にその政策にこれだけの予算(お金)を配分する、と言っているだけで、具体的な対策が一向に見えてきません。と言いますか、大変残念なことですが、既に今の政府には、具体的な対策を考え、実行するための能力を有した人材がほとんどいません。
ある意味、「闇のマネー」の力がここまで浸透してしている現実を目の当たりにすると、返って笑えてしまいます。お金で動く人間がいなければ、お金はただの紙切れです。腹の足しにも成りません。そのマネーの魔力に取り憑かれ、何でもしてしまう人間がいかに多いことか、、、。
人間って、とても滑稽な生き物です。