畑に森を再現しよう

畑に森を再現しよう
これって何?って思われるでしょうが、土や微生物がテーマなんです。
以前「土って何?何であるの?」
こんな質問を孫からされたことがありました。
そこに当たり前のようにあるので、深く考えたことがなく、疑問に思うこともなかったのですが、たとえば、サバンナで生きるライオンは、その場所で食物連鎖の頂点に立っていますが、草食動物がいなくなれば、死んでしまうし、草食動物も草がなければ死んでしまう、草が無くなれば、大地は砂漠のようになってしまいます。当然、土の中の微生物も生きてはいられないでしょう。
人間も食物連鎖の中にいるので、ライオンと同じように死んでしまいますよね。
だとしたら、土は植物を生かすためにあるし、人間を生かすためにあるんだ、と思ったのです。それは水も太陽も同じこと。
微生物はすべての生き物と同じように、食物連鎖の中に組み込まれているわけで、微生物を育てることが土の改良になるわけです。ここが一番大切なことです。

では、どのように微生物を育て土を良くしていくのだろうか。それは、森を見てみるとわかるのではないでしょうか。

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きれいな森は植物の種類が多く大木、中木、低木が混在していて、風が強い日でも、穏やかに風は吹き、湿度もよく保たれています。冬は暖かく夏は強い日差しをさえぎって、涼しくしてくれます。落ち葉や枝葉が地面に落ち、微生物の働きによって土に返っていきます。
このように、森に似た環境をつくり、落ち葉の代わりに雑草を使って、畑で同じことをやったらいいんじゃないでしょうか。

ブルーベリーやラズベリーの果樹を植えてもいいと思います。スダチやカボスなども木があまり大きくなくても実がなりますし、私が住んでいる北関東でも冬越しが可能です。もっと寒い地域は、防寒をしてあげれば大丈夫だと思います。温暖な地域ならレモンもいいと思います。家ではレモンの冬越しができないのであきらめました。

探せば、小さなスペースでも育つ果樹がたくさんあると思います。こういったものを植えて、森のような環境を作り、微生物の多様化を目指していくのも面白いと思います。理想的な環境を作ると畑を休ませる必要もなくなります。

雑草の根っこにも微生物が存在し、雑草の種類が多ければ多いほど、微生物の種類も多いのだそうです。

木々を植えることが難しい場合は、大小様々な野菜と雑草で、森をイメージして植えていくといいと思います。

私は、ナスやピーマンなどは小低木に見立ててそのままにしておきます。次の年、苗を枯れた木の隣に植えてあげます。苗は子供か兄弟になるので喜ぶのです。
エビスグサやあわもちも植えていますが、次の年の種蒔きの時までそのままにしておきます。

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森の樹木は根っこが触れ合って意思を持った情報のやり取りをしているし、根が触れあわなくても、菌が媒介するらしいです。大きな木は菌によって遠くの方まで養分を分け与えていることも研究によってわかっているみたいです。

土がまだ良い土になっていないときは別ですが、堆肥にしてから植物にほどこすのは、大変なことだし、微生物が落ち葉とか枯れ木を食べた後のものを使うのだから、意外に肥料効果が高く、特に完熟したものは分解し終わったものなので肥料そのものになってしまいます。
微生物は畑の中で増やしたいんです。微生物が落ち葉などを分解しながら耕し、土の団粒構造を作って、微生物に土壌改良をしてもらいます。

このように肥料や農薬を使わなくても農作物は作れます。

土や野菜には、作り手の波動情報が入っているので、それを食べる人はその情報をいただくことになります。
畑の中では私が主役ではないので、野菜に聞いたり、虫に聞いたり、自然の側からみる努力をしています。
作り手である側も精神性を高め、生産性を第一に考えて作るよりも、土や野菜が健全に育つこと、それによって土地がきれいになっていくことを目指すことが大切だと考えています。