神を超えよ! 仏を超えよ! 積哲夫の言葉 【第二百四十二回】

 

 

人間のたましいの話  その二  あなたのたましい2

◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
二千二十一年 九月二十九日 配信

 

 

 

何田:積先生、プラス思考についてです。プラス思考は前向きで、明るいイメージがあって、良い方向ばかりではないのですか? プラス思考に光の面と、暗黒面があるのですか?

 

:例えば、こういうことです。何田さんは一応、男でしょう。男っていうものは若い時には、性欲が強いわけです。そういう時の性欲は射精したいだけなので、相手はどうでもよいわけです。それが、お金を払ってセックスをさせてくれる相手なら、男ならお金を払うわけです。それが楽しいって、頭の中に回路ができてしまったら、それが楽しくなるのですよ。その頭の回路を肯定するプラス思考は、暗黒面でしょう。

でも、愛がなければセックスしてもおもしろくない!って、いうことがわかってくると、好きな人とエッチするのと、性欲だけでエッチするのとは違うよなということを、脳がデータとして学びます。お金でセックスはしたくなくなるのです。それはプラス面と考えられるでしょう。

要するに、自分の頭をね、自分の頭をいかにして教育するか? という問題です。頭というか、脳のホルモン調整は、学べば自分でできるのです。

 

何田:最終知識には、夢は自分でコントロールできる、見たい夢も見られるし、夢の続きを見ようと思えば続きも見えると書いてあります。自分の頭の中の、脳のホルモン調整は自分でコントロールできるのですか?

 

:脳のホルモン調整は、自分でできるようになります。そのために“浄化と上昇”を学びなさいと、すすめているのです。

頭を健全にもっていくのに、なぜ“浄化と上昇”が一番良いのか? というと、精神状態は脳内物質で決まるからです。脳内物質のアンバランスを調整するためには、意識を高めておけば対応できるようになるのです。

これは、武道でいうと平常心(へいじょうしん)ということなのです。『頭を常に、平常心にしておきなさい。』ということです。例えば、精神学協会を開いて初期の頃は、たくさん統合失調症の人がこられました。統合失調症の人は、脳が暴走しているのです。その脳の暴走を止めたら、統合失調症は改善するのです。

 

何田:不安になるとか・・・。

 

:そうです。不安になって夜も寝られなくなるとかいうのは、一番典型なのです。夜も寝られなくなるというのは、脳が暴走して止まらない状態です。

ですから精神病を治すのは簡単で、睡眠薬ではなくて、その人が心安らかに眠れるようになればいいのです。例えば若い頃だったら、好きな人とエッチすれば寝れるはずです。中高年の人は、脳が突然の恋をしたりしないから、少し解決方法がややこしくなります。

 

何田:社会的、経済的、いろいろな面で、抱えている問題が多いということでしょうか?

 

:薬とかも必要になるかも知れないけれど、その構造さえわかったら、つまり脳に平常心を取り戻せばいいだけなのです。脳に平常心を取り戻すことができれば、何田さんみたいな、お馬鹿な質問は出てこなくなるでしょう。

宗教的に頭がおかしくなっている人は、宗教型の頭で暴走しています。宗教的に頭がおかしくなっている人は恐怖心によって脳が支配されています。『神様から罰がくだるのではないだろうか?』『神様から罰がくだったらどうしよう』という恐怖心です。

それは、神様はあなたの中におられるのですよ。神様はここにおられるのですよ。ということがわかったら、自分の神様と対話して改善する方法が身に付くはずなのです。それが“浄化と上昇”なのです。

 

何田:でも自分の精神も知識も幼い。自分の中の神様も幼い。幼い考え方しか自分の中になかったら、正しい解決方向や正しい答えを導き出すことは不可能ではないのでしょうか?

 

:だから『失敗して良い』っていっています。

 

何田:ああそういうことですか。失敗して学んでいくのですね。

 

:何田さん、人生は失敗するためにあるのです。失敗するために人生を送っているのです。一回の失敗で学んで修正する人と、十回の失敗でやっと学ぶ人の差があるだけなのです。ただ十回の失敗で学ぶ人は、例えば十回人間をやらないと学ばないかもしれないね、というお話しです。

だから、わたしのお話はおもしろくないというお話しになります。わたしは失敗しないから。失敗しても一回の失敗で修正するからです。

 

能登:いえいえ、積先生のお話はすごくおもしろいです。

 

何田:積先生も、例えば将棋の羽生名人とかと同じですか? 何手も先のことを考えて、いろんな可能性も考えて、未来はこうなるだろうという最善の一手を打つみたいな。未来はこうなるだろうという、予測がつくから失敗をしない。

 

:予測ではありません。『ああこうなるんだ!』という結論がわかります。

だから、わたしは石橋を叩いて渡っています。石橋を叩き潰さずに、慎重に確認しながら丁寧に渡っています。だから、ちゃんとシミュレーションしています。わたしにしても、何通りもシミュレーションしていますよ。