これからの地球 その八. 親を超えよ
日本では、人間は神さまの子供と言われてきました。人間が進化するためには神様を超える必要があります。つまり「神を超えよ」ということは「子は親を超えよ」ということと同じことなのだと思います。
西洋文明が日本に入り込んでから、子供は親の所有物である、という考え方が無意識下での常識になってしまった様に感じます。ですが、子供は親の所有物ではありません。子供は天からの授かりものであり、預かりものです。親は先に生まれた者の責任として、この世のルールを子供に伝えなくてはなりません。そして、そのルールを伝授したのち、自分よりも立派な人間に成長していく子供の姿を見届けることになります。いつか子供は天にお返ししなくてはならない存在です。そうしなければ、この世は進化していきません。
このような考え方で子供たちを育てる社会が当たり前になったら、今までの世界は変わる、とは思いませんか?