今までの地球 と これからの地球 5

今までの地球 その五. 全体主義という幻想

今、世界は地球全体を「統一国家( One World )」にしてしまおう、という全体主義を目指す一団によって支配されています。彼らは人々を支配するために「キャンセル・カルチャー(文化破壊)」という方法を用います。つまり、それまで人々の常識とされてきた慣習を否定し、全く新しい考え方を取り入れる事がまるで正しい、優れたことであるかのように、人々に信じ込ませることで、人間の精神の破壊を図ります。まさに「洗脳」そのものです。

最近行われている「キャンセル・カルチャー」はやり方がとても極端でえげつないので、世界中で「そんな考え方、やり方はおかしい。」と声を上げ、反対する人々が大変増えてきました。残念ながら、日本でそのような声を上げている人々はごく少数です。しかし実は、このキャンセル・カルチャーという戦略のもとにずっと置かれ、知らず知らずのうちに自分達の文化を自ら壊してきたのが日本人だ、と私は感じています。従軍慰安婦や南京大虐殺の例はとても分かり易いので、現在では多くの人々がその捏造の歴史を認識するに至っていますが、外国人の目論見によっ
て壊されてきた日本人の心の傷は、もっと根深いものなのです。

GHQ の策略のもと、潰された日本の伝統というものは、一般人である私たちが思う以上に徹底したものでした。その結果実を結んだのが今の日本だと考えれば、その弊害の大きさを実感できることでしょう。では、GHQ はどの様にして日本文化、日本の伝統を破壊していったのか、具体的な例をいくつかあげて、考えていきましょう。