ある音楽家のおはなし 第二楽章

霊界(シンレイカイ)の波動

翌日、 SEKI Gallery で第 66 回シンロジカル・セミナーが開催されました。そのセミナーには二十人余りが参加し、再び坂本氏の楽曲を試聴することになりました。その場に再び坂本氏の霊が現れたようで、霊界の波動を感じ取った複数の方々が「寒気がする。」とおっしゃっていました。霊界の波動は、寒気や冷気として認識される様なので、案外冷え性の人というのは、霊界波動に敏感な方なのかもしれません。 

また、坂本氏の存在を敏感に感じ取った方々は、どうも坂本氏と繋がってしまったようで、その後、ずうっと坂本氏の音楽が頭の中で鳴り続けていたそうです。 

さて、それから一ヶ月後の 2023 年 5 月 14 日に大阪で第 67 回シンロジカル・セミナーが開催されました。そして、セミナー翌日の有志で行われたミーティングの場で、坂本 龍一氏の話題が上がりました。そこで、坂本氏の霊と話をすることができる会長と Yu さんが、坂本氏の想いを語ってくれました。坂本氏は、これからもっと長生きするつもりでいたところ、突然亡くなってしまい、とても戸惑ってしまったようなのです。その結果、茫然自失の状態で、坂本図書室に居続けることとなったのでしょう。そして、これまでの作品を超えるような超大作を作曲したかったようなのですが、それができなくなってしまったことが大変心残りの様でした。