第4章 No.9 物質の能力を規定しているもの

私はこれらの現象を経験してから、この地球上に存在している物質は、現時点では、その持てる能力の全てを発揮していないのではないか、と考えるようになりました。人間は脳の本来の実力の 10 % ほどしか使っていない、という考え方があります。実は、あらゆる物質にも同じことが言えるのではないでしょうか?

現在の唯物論宇宙の教育を受けてきた多くの人々は、物理的負荷を加えることなく物性が変化することはない、と考えています。そのような多くの人間が有する「集団的無意識の影響」を受けて、物質の物性や能力は限られた範囲に規定されてしまっている、のだとは考えられないでしょうか?つまり、唯物論の世界観は閉鎖的であるため、自ずと限界がおかれてしまうのです。