第3章 No.15 平成26年度の「額の確定調査」

そして、「額の確定調査」当日になりました。関連書類を準備している私自身が、「この書類を調査するのは大変だろうな。」と感じていました。なので、経理課の書類を調査するためのエクセル表の書類として、前年度に求められたように、利用料収入を部署ごと、日付ごとに確認できるもの(提出済みの報告書に準拠したもの)と、部署に関係なく単純に日付順に並べ替えたもの(前年度と同等のもの)の二つを用意しました。前者を使うと、部署ごとにいくつものドッチファイルを確認する必要が生じ、後者を使うと、前年度同様、とりあえず、一つのドッチファイルの書類を全て確認してから、次のドッチファイルに移ることができます。とはいえ、二つの部署に保管されている原本を確認するのですから、物事はそんなに単純なものではないのです。

さて、ここまでは文部科学省の事業が如何に退屈かつ大変か、ということを分かって欲しくて、長々と説明調で書いてきました。次回からはダメ出しを始めるので、少しは面白くなるはずです。ご期待ください。