では、日本の場合はどうなのでしょう?戦後、GHQ や国際金融資本家達と、彼らに加担した売国奴の日本人達の策略により、日本人愚民化作戦が実行され、日本人の質は大分劣化してしまいました。そして、そのまま現在にいたります。政府の野党、多くの与党の政治家達の劣化ぶりを鑑みるに、日本はもう回復出来ないところにまで来てしまったようにも見えます。
なのですが、2021 年になって、個々人の能力差が多くの人に明確に分かるようになってきたようにも、感じます。2021 年 9 月に行われた自民党の総裁選挙は、そのことをよく表していました。
松下政経塾出身の高市早苗氏が総裁に立候補したことによって、物事が大きく動きました。パナソニックに勤務していた知人によりますと、高市氏が松下政経塾に入ったときに、社内で「奈良県出身の大変優秀な女性が入塾した。」と評判になったそうです。松下政経塾では、松下幸之助氏が望んだような人材がなかなか育たなかった、という話を聞いたことがありますが、きっと高市氏は幸之助氏の意志をきちんと継承しているのでしょう。
私は今まで政治にはあまり興味がなかったのですが、今回の総裁選挙は人生で一番興味を持って観察していました。何といっても、高市氏の政策、話し方、そして答弁を聞いていて、これほど優れた政治家が日本にいたことに驚きを覚えました。
今回は敗れてしまいましたが、今後の高市氏の活躍に期待したいと思います。