第4章 No.12 頑なな脳が、可能性に蓋をしている

私たち人間の多くは、自分が見たいものしか見ません。そして、自分が見たくないもののことを否定します。特に、今の世界を支配している様に見える人々に、この傾向は強く現れる様です。

そして、英語を主言語とする今の世界のほとんどは、支配と被支配の上に成立しています。そして支配者達は多くの人々の思考に蓋をしてしまいます。つまり、一部の支配者達や声の大きな集団が、自分達が望むように世界のルールを決めて、その他多くの人々の「考える力」を奪ってしまっている感じがとても強いのです。

日本語を使って思考することで、このような現状を突破することができるのではないでしょうか?というのも、日本語には、支配と被支配という概念が希薄だからです。そのような言語を用いて思考することで、より柔軟な考え方ができるようになるのではないか、と私は思います。