真実をしらす その漆

この世の真実

オールドメディアは今までずっと「結論ありき」の報道を続けてきました。ある一定の概念や考え方に固執し、異なった意見を受け入れることが出来ないということは、とても恐ろしいことだと思います。最近の世界を見ていると、一人一人の小宇宙は異なり、同じ時空を共有しているように見えても、一人一人が全く違う宇宙を生きているのだなあ、ということを痛感させられます。

一神教の考え方では、力を持った人間は自分を頂点としたピラミッド構造を目指します。そして「最終知識」にあったように、 A というピラミッドの頂点に位置する神さまは、別の B というピラミッドの頂点にいる神さまと意思疎通を取ることが出来ません。分かり合えない上に、全ての人々の頂点に立つのは自分であるべきだ、と考えるから争いが生じるのです。

その最もわかりやすい例が、無神論も含めた、宗教による対立なのでしょう。その世界に共存は存在しません。そして、今の世の中、力が強い者が勝者となります。力が強い者とは巨大なお金と武力を持ったものです。

今、日本政治がおかしな方向に向かっているのも、この国の頂点に立った、権力を手にした総理大臣が、自分の都合のいいように、やりたい放題しているからだと感じます。まあ、表向きは総理大臣であっても、裏で誰かが糸を引いている場合もあるとは思いますが、、、。

一方で、情報発信の方法として SNS が発展し、自己の小宇宙を外宇宙に広げようと、自分の主張を発信する人間がとても増えました。なので、SNS では争い事が絶えないのかも知れません。ある意味、SNS が誕生したおかげで、一人一人の精神性が分かりやすくなった、とも言えます。特に X ( 旧 Twitter ) は誰からの指摘を受けることなく、個人の判断でポストするものなので、その人の本音や本性が詳らかになります。

この世に真実は一つしかありません。その真実を一人一人が自分の小宇宙の価値観で判断するため、一つの真実に対して幾つもの解釈が生じます。しかし、この世は理(ことわり)から成り立っています。もしもこの世に、論理的思考しか持たない存在がいたとしたら、その存在にはこの世の真実はどのように映るのでしょうか?