真実をしらす その壱

2024年自由民主党総裁選挙

2024年9月に自由民主党の総裁選挙が行われました。青山繁晴氏は前例にとらわれることなく、参議院の政治家という立場で総裁選に立候補する旨を、大分前から宣言されていました。そして実際、総裁選に立たれることを宣言し、推薦人集めに奔走されましたが、結果的には推薦人二十人を集められず、総裁選に参戦できませんでした。

その背景には、青山氏が総裁選に参戦できないように、推薦人剥がしの攻防があったようです。「日本という国を良くしたい」と考えている人々が政治家になり、日々働いてくださっているのだろう、と素直に思いたいところですが、今回の事例だけ見ても、どうもそうではないようです。

NHK は総裁選に立候補する意志を表明した方々をニュースで報道しましたが、当初、そこに青山氏は含まれていませんでした。その旨を青山氏は NHK に問いただしました。その返答は、簡単に言いますと「意図的に行ったものではない。報道の自由を行使しただけである。」というものだったようです。では、何故他の立候補者については報道し、青山氏だけを報道しなかったのでしょうか?その線引きはどこにあったのでしょうか?

その線引きは、青山繁晴氏が、彼が信じるところの真実を語っているからだと推察されます。

私は、青山氏が語っていることが全てこの世の理(ことわり)だとは思っていません。ですが、ご自身の信念を持って、ご自身が信じる道を貫いて生きている方なのだと感じています。そのような人間は、予定調和が大好きな人々には嫌われるものなのです。