「森・加計・桜」の、加計について
四国は獣医系の大学が無い、ただ一つの地方でした。最後に獣医系の大学が創設されたのは1966年の北里大学獣医学部で、それから50年以上、新しい獣医系の大学は創られませんでした。1966年以降といえば、第二次ベビーブームで人口が増えていった時期に一致します。しかし1966年以降、獣医系の大学は創られませんでした。
一方、戦後の人口増に伴う医療需要の増大に対応するため、医学部は1970年以降、多くの大学が設立されたようです。
私の友人は四国の、ある都市の地方公務員獣医師として働いていますが、30代後半になっても次の獣医師の採用がなく、「いつまで経っても下っ端だ」と当時嘆いておりました。四国に一つでも獣医系の大学があれば、地元で就職する人材は少なからずいるはずです。また、最近では、口蹄疫の発生があったり、鳥インフルエンザ感染で鶏舎を丸ごと閉鎖しなければいけない案件も散見されます。獣医学部新設を目指す加戸守行元愛媛県知事(故人)の願いは、切実なものでした。
そして何故50年以上も新しい獣医系大学が設立されなかったのかというと、獣医師会から献金を受けていた政治家がおり、獣医系大学ができるのを邪魔していた人物がいたそうです。
しかし、NHK は当時世間を騒がせていたこの問題の国会答弁での核心部分を意図的に省き、ニュースで流さなかったそうです。以下に関連情報の URL を載せておきます。 (青山繁晴氏の YouTube で、端的にその情報を確認できます。)
家計学園問題(出典:産経新聞)https://www.sankei.com/article/20170716-SVW4YJFCOJK63J7VDXF7FW6KXI/
青山 繁晴氏 YouTube [ 僕らの国会・第 818 回 ] ニュースの尻尾「 NHK『報道しない自由』誇示 」https://yutura.net/channel/35055/video/TvfyyZgdN9E/?n=1
それを、故安倍晋三元首相を蹴落とすためだけに、一部の人間が総力を上げて「火のないところに煙を立てて」大騒ぎしました。本当に馬鹿らしいです。アメリカの大統領選挙でドナルド・トランプ氏を蹴落とそうと必死になっている構造と似たようなことが、日本でも行われるようになってしまいました。どこまでアメリカ様を追従すれば気が済むのでしょうか、、、。