現実は漫画や小説より奇なり 1

ぼく地球

漫画家の日渡早紀さんが描いた「ぼく地球(ぼくたま)シリーズ」という漫画があります。このシリーズは30年以上前に連載が開始され、しばしの休止期間を経た後、現在は第三シリーズ目が連載中です。第一シリーズの題名は「ぼくの地球を守って」、第二シリーズは「ボクを包む月の光」、第三シリーズは「ぼくは地球と歌う」です。

この漫画を読んだことがない方々には、ネタバレとなりますので、以下、ご注意ください。

 

 

 

 

簡単に内容を説明します。始まりは、遠い宇宙の惑星から来た七名の異星人が、月に設けられた基地から地球を観察していました。その最中、母星で星間戦争が激化して母星が消滅してしまいます。やがて月基地で伝染病が発生し地球に降りることもできず、七名は月基地で全滅してしまいます。その七名の異星人が地球で日本人として転生し、高校生になった頃に、過去の記憶を夢で見始めて、徐々に覚醒しながら、過去の記憶に翻弄され、様々な事件を乗り越えていく、といった内容です。第二と第三シリーズはその次世代編となっています。