現実を見届けよう
人は嘘をつきます。嘘をつく理由は様々でしょう。幼い頃であれば、親に怒られたくないという理由、少し成長したら、自分がよく見られたい、モテたい、という理由、大人になったら出世したい、という理由、あるいは妬む心が強い人間であれば、ライバルを貶めたい理由、とあらゆる理由で人間は嘘をつきます。SNS が発達したことで、これらの嘘は大衆の面前へと晒されることになりました。そして、今まで平気で嘘をついてきた方々は、なかなかその行動を変えることが出来ません。慣性の法則で、一度走り出した乗り物は、なかなか方向を修正するのが難しいようです。
聖書には、人は左と右に分けられる、と記されています。既に別れてしまった方向性を、一つの方向にまとめることは出来ません。所詮、目的地が違うのです。そして、最終的には、この世が向かう先というのは多数決の原理で決まるのだと思います。多くの人々が向かいたい未来へ、この世が動いていくのは当たり前のことです。
しかし、今までは、大量のマネーを手にした一部の富裕層の人間集団の意向に、多くの貧しい人々が従う、という構図のもと、この世は動いてきました。そうやって、多くの人々の生活は不自由なものとなっていきました。
そこに一石を投じたのがアメリカのドナルド・トランプ氏です。ここ最近百年あまりのアメリカ政治は、お金を持った人々の意向のもと進んできました。「米テレビアニメ ザ・シンプソンズ」にはトランプ氏大統領らしき人物も登場していました。このトランプ氏の存在が、これまでのシナリオに沿ったものなのか、はたまた、これまでのシナリオをひっくり返すために置かれたものなのか、現時点では分かりません。ですが、これからの世の中は、一握りの人間が利益を得る世界ではなく、地球上に生きる大多数の人間が幸せを感じるような、地球という惑星自身も喜びを感じるような世界へと進んでいくべき転換点に、私たちは立たされているように感じます。
そして、今ある秩序を命がけで変えようとしているトランプ氏に対して、今の日本政府は真逆な方向に舵を切っているように思えます。今が世界の大変換期であることを考えますと、それも致し方ないことなのでしょう。今、日本の中心にいる政治家さん達は、親の七光を受けて、何も考えすに政治家になった方々がほとんどなのですから、、、。現在の政治に携わっている、自分の利益しか考えないほとんどの方々には、今後、この世の地獄を味わっていただきたいものです。