いまの日本列島上に生きている人間のたましいは、基本的に千九百九十一年の前に生まれた、古い神々のワケミタマと、その後に生まれた新世代の神々のワケミタマという新旧のものがあります。まあ、わかりやすくいうと宗教の時代のデータが入ったたましいと、ポスト宗教のデータが入ったたましいということになります。さらに、古い時代の人間のたましいのもとには、宗教的対立の時代の記憶を持ったスピリチュアルなデータが含まれています。これがいまの日本国が、救いのない国になっている理由です。日本の神や神々は、日本人のもとです。つまり、日本人がナイーブなのは、そのたましいのもとも、ナイーブだったからなのです。そこに西欧文明が入り、一神教の歴史の背後にある、邪悪な思いのエネルギーに、日本人が汚染しても、それを清めたり、祓ったりすることは、神にも神々にもできなかったのです。その歴史の負債をたましいにかかえた人々がたくさん生きています。その結果が、いまの日本の姿です。ただし、精神学と共に歩んだ、新世代の神や神々には、一神教の悪魔を祓うノウハウが伝えられています。もちろん、それを実行するためには、精神学を学んだ人間が必要なのですが、神格としてのハライをする神々は健在ですし、それを実行できる容器としての人間の用意も整っているはずなのです。
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精神学協会会長のひとりごと。