しゃべる植木鉢

うちの鉢植えレモンや植木たちはしゃべる。かもしれない。

私「微生物系肥料あげたら葉っぱは濃い緑色になってきたけど、なんか勢いなさそうだね?
こないだ落としちゃったの夏用の新芽じゃないの? 他に欲しい肥料ある?」
レモン「ぼかし肥料が欲しい!」
私「指定してくるのかよ。まあいいけど」

土の中の微生物たちのごはんか……。
と思って、その週末、ぼかし肥料をお取り寄せして、株元から少し離した鉢の辺縁部を少し掘って、ひとつかみ、一周するようにぐるっと埋めてやる。

私「こんでいい?」
レモン「ありがとう!!! これで夏も戦える!!!」
私「元気いいなおまえ。隣のゆずは? ついでにあげといたけど」
ゆず「僕は別にいらなかったかな…」
私「まだ小さいからかな…?」

私「ガーベラ組」
ガーベラたち「「「微生物液肥で充分でーす」」」

私「ゼラニウム」
ゼラニウム「あ……私、ちょっと欲しい…です…!!」
私「分かった、明日な」

私「はつか大根組」
大根たち「「……ジメッってしてます……なんとかなりません…?」」
私「ごめんな…モンシロ共避けに寒冷紗かけてるから…。一日はいだだけで、君等めっちゃ卵産まれまくって、ナメクジにばりむしゃ食べられてたじゃん…。とりあえず、軒下に入れて、水やり回数を控えるようにはするね…」

そろそろ梅雨がくるなぁ…。
とりあえず、二週間前にちぎったハーブたちがまたわさわさしてる。
レモンのトゲを剪定処理するついでに、また収穫がてら透かし剪定をした。