『神を超えよ! 仏を超えよ! 積哲夫の言葉【一の巻】』の紹介記事 その⑪

 

———–以下抜粋—【第四十六回】から

何田 皆さまに質問です。神様、仏様、霊、幽霊、精霊、眷属、その他、それらの違いがわかりますか。私は人によって認識が違うように思います。積先生、神様って何でしょうか。

 皆さんは日本の神様と外国の一神教のゴッドは全然違うものと認識されているようですが、精神学でいうと同じルーツを持っているものです。そのゴッドの責任をとるために、われわれ人類が今、存在しています。だからゴッドとはどういうものなのかといえば、自分の持っているエネルギーを全て浄化するために地球の全人類のたましいが必要になるくらいの巨大なエネルギー体です。

現在、人類は約七十億人です。ほぼ百億人分のたましいのエネルギー総量が、この二千年の血塗られた人類の歴史を作ってきました。だれの中にもあるたましいの半分の闇の部分を浄化するために私達の身体があるとするなら、百億人の肉体がなければそのゴッドの闇を処理することができないことになります。そう考えれば物質と精神界の接合点がそこで生まれます。そこまでわかった時点で、やっと今まで宗教が語ってきた神の時代が終わるのです。そうして「人の子」の時代が始まります。

———–抜粋終わり—–

ゴッドの闇の処理を、100億人の人類が受け持っていました。しかし、聖書の時代は終わりを迎えたので、『聖書の時代は終わった。人間は、神の子から人の子へと進む』と知っている人間の中では、人の子への進化の道が整うようです。私は、「自分はどこへ向かいたいのか」と、自分自身のはっきり進化へと向かいたいという意志を自覚することが、必要なのではないかと考えています。

日戸 乃子(ひとのこ)