明日からの〝世界〟

武漢ウイルス騒ぎも少し収まってきたようで、その一因はワクチンの普及と言われている(本当か)。

今日の朝の情報番組は、「ワクチンに対する誤った情報の流布を正す」としていたけれど、メディアの情報はどれも信じがたく、横目で見ながら、朝食を終える。もう大本営発表はいらないかなぁ。信じられないもの。

 

一方で、総裁選の候補が出そろい公約などが取りざたされているが、わたしが見るに、要するにこの国は今まで通りのアメリカ経由の支配になるか、はたまた中国経由での支配になるかという様相にしか見えない。最後に参加した候補にいたっては、半島利権も絡んでいる可能性をぬぐえない。

 

この国の主権を持つといわれている国民にとっては、夢も希望も薄い政治状況で、ため息しか出ない。

せめて、日本国の総裁になる人物は、その配偶者とともに過去さかのぼって三代は生まれた時から日本国籍を有するという制約を設けてほしいものだと思う。それをされると困る人が多いので、絵に描いた餅どころか、気が付かないふりをされて議題にも上らないのだろう。

 

少しでも崩壊がゆるく、この国にソフトランディングの可能性があるのは、アメリカ経由の統治のほうかなと思うので、そちらの候補が総裁になることを願うしかない。

 

話は変わるが、中国の三峡ダムは、湖北省にあり、長江流域に建設されている。ダムの上流には重慶、下流には武漢、南京、国際都市・上海という大都市が連なる。秋雨前線が長く伸びて、日本を縦断して連日の長雨を降らせていた8月時に、そのしっぽあたりは、長江のいずれかにも雨を降らせていた。よって、再度の洪水が発生し、三峡ダムも満水時に近い水位となっている。

 

三峡ダムの決壊は毎年取り上げられるのでオオカミ少年的な感じは否めないのだが、仮に三峡ダムが決壊するようなことがあれば、中国の人口の約4割に当たる6億人が、決壊によって何らかの被害を受けるといわれている。すでに度重なる洪水で、農作物や家畜に被害が出ているうえの大災害になるので死活問題だろう。大国の食料などの不足分の穴埋めに狙われるのは、近隣の国になる。要するに、わたしたちの国だ。

 

経済面でも、広東省深圳にある不動産大手『中国恒大集団』の運転資金が枯渇して、明日9月23日が支払期限になっている。派閥の違いから、現執政者が助けなければ、デフォルトになるだろう。膨れ上がった中国の不動産バブル崩壊のはじまりになるかもしれない(世界に混乱を起こすために、武漢ウイルス同様、悪手として使われる可能性もある)。

 

いまや30年前とは違い、中国経済はアメリカをはじめとする世界経済と深く結びついている。もちろん日本経済とも。

大陸の経済の崩壊は、大陸だけの話にとどまらない。とくに地理的に近い日本への余波は、はかりしれない。

 

これからは怒涛の変化が来るかもしれない…。

 

目覚めていないと、引き潮に乗ってはるか遠くへ連れていかれることになる。さらわれない様に、ふんばるしかない。