『神を超えよ! 仏を超えよ! 積哲夫の言葉【一の巻】』の紹介記事 その④

 

———–以下抜粋—【第十二回】から

何田 Nさん、Mさんのようにお役目の人も含めて、神様方や、眷属では狐、龍、巳など、霊では死んだ人や幽霊を見たり話したり、声だけ聞こえたりと感知する人は増加していると思います。誰にでも聞こえるのでしょうか。また聞こえるとしたら、どういう仕組みですか。感知する人の能力、またはセンサーと周波数の関係でしょうか。

 眷属というのは原理的には、神様のお手伝いをするものです。その眷属とコンタクトする人もいれば、霊や霊界とコンタクトする霊能がある人もいます。違いは周波数です。身体もそうだし、経験もそうだし、生まれながらに霊能がある人、狐や龍神ともしゃべれる人はおられます。

何田 ある人は狐、龍神の声は聞こえても神様の声は聞こえない。神様の声が聞こえる人や聞こえない人、霊の声が聞こえる人や話せない人と、人によって皆さん違います。違いは周波数だけですか。

 お役目によってその人の能力のキャパシティーが決まっています。ですから、私はお役目として周波数の全領域とコンタクトできますが、それはお役目として付与されているのであって人にはお勧めしません。たとえば、Aさんという人が霊を感知したり、霊とお話ができたりするようになり、ある霊スポットに行けば、Aさんはそこにいた霊に取り憑かれたりします。すると、Aさんは取り憑いた霊の事象を処理や浄化をしないといけなくなります。Aさんは天からのお役目として働いているわけです。その間に痛みがあり苦しみがありというなかで、霊的追体験をすることになります。霊も周辺も、高次元の導きとAさんの働きによって清らかになる。周辺の人々も運が良くなる。聖なる光のスパイラルの働きが天の意志なのです。

でもAさんには、実際、苦しんだり、身体に痛みも発生しますので、生半可な興味本位で能力を求めると痛い目に遭います。霊能者といわれた方々が、幸福な人生を送れたかということを調べてみれば、その危険がわかるはずです。Nさんはお役目として身体が痛くなるので私は同情いたします。

何田 Nさんが幽霊屋敷に行かれたりするとどうなりますか?

 遊園地などではなく、ほんものの幽霊のいるところなら、Nさんが幽霊に取り憑かれます。

———–抜粋終わり—–

私のところにも、眷属の一柱である神狐隊のコンちゃんが働きに来てくれています。

少し昔、夜を昼のように照らし出す照明器具がなかったころは、もっと眷属と人間は近しい間柄でした。いくつもの交流の伝承が残っています。『泣いた青鬼』『ぷんぷく茶釜』『タツノコたろう』『ごんぎつね』、創作童話というだけではなく、よく似た体験をした人間がいたから、語り継がれているのでしょう。

眷属は神様に仕えているのですが、「三千年を眷属として働かないと人間には生まれ変わることができない」と聞いたことがあります。

巳(み)さん、龍神さん、神狐、神狸、神カラス……、みんな人間になるために三千年もがんばるのは、人間という存在が神の次にある立ち位置だからです。だから、何回も人間をやらせてもらっているのに、最後の最後に『不合格』になるかもしれない現代人は、あまりにも情けないと思いませんか。これらの精神界の仕組みを知って、生きている間に自分自身を変化させましょう。

ひとのこ