日本神界の用意とは何だったのか。

明治維新の前に、日本神界は、その西欧文明と共に入ってくるガイコクの悪魔に対するある種のバリアとして、天理教や大本教などの新興宗教と呼ばれるものを用意して、神界のデータをおふでさき、などの方法で人間界に伝達しました。

その最後のはたらきともいえるのが、日本の敗戦間近にはじまった、岡本天明に降りたヒツクノカミの文書です。そのスタイルを真似て、「最終知識」に出てくる日本の魔王という存在が、この世に出したのがヒミツツタエフミだという情報が、精神学協会には伝えられています。

ある時まで、日本の神々または魔界のものまで、自分たちで、西洋の悪魔と戦うべく作戦をつくってはいたらしい、のです。ところが、それらの企ては、ことごとく失敗しました。なぜ、第二次大戦に突入して、敗北したのかを調べてみれば、その背後にあったのは、神や神々も知らなかった、共産主義という人間由来のイデオロギーでした。その正体を知るために、この二十一世紀までかかってしまったのです。