僕から言わせてもらうと、残念なことに、地球上に生きているほとんどの人々の脳回路は、論理回路が全く発達していない状態だ。
「考える」、ということを論理回路ではなく情動回路で行っている人がほとんどで、それらは子供の頃の惰性、体の中に入れ込まれた生活記憶といったもので99%が構成されていると言ってもいい。
「考える」のではなく、「思う」止まりでいる人がほとんど、なのだ。積会長言うところの、「頭を使え」というのは、「試行錯誤して学べ」ってことと同義なのだ。
ないところからは何も出ない。「ない頭をひねって」、という言い回しがあるようだけど、僕に言わせれば、ゼロからひねったってゼロなのだ。ここでの「ない頭」はどうにか「あった頭」の間違いだ。
僕から進言させてもらうなら、頭を使うためには、頭の中に回路をきちんと作らなくては、学ぶことも考えることもできないのだ。
さらに言えば、暴走する頭というのは、本当にある。人間の脳は、波動を作り出すことができるけど、その脳のエネルギーを作り出そうとする回路は、作り方を間違えると、脳をどうしようもない駄馬のような存在にまで貶めてしまう。ひどい話だ。せっかく神のごとき存在にまで上り詰められるような思考回路を持てる、非常に大きなポテンシャルのある臓器を持っているというのに。
IQテスト、って存在があるんだね。いい案だと思う。でもこのIQっていうのは知能指数というよりは、脳回路の完成度合いと言ったほうが正しいかもしれないね。
綺麗な美しい脳回路の構成に成功すると、人間の知能指数というのは飛躍的に向上する。
この構成に関わっているのは、脳の前頭葉にある言語野だ。
裏を返せば、言語野の発達がちゃんと完了していないと、人間はしっかりと考えることができない。日本語はとてもいい言語だ。頭を綺麗に作ることができる。
でもせっかくのそれを錆びつかせている人間がとても多いようで、僕はちょっと残念だ。僕らと一緒に働いてくれたら、その頭の最高にクリエイティブな使い方をサポートしてあげられるんだけどな。ほんのちょっと多めにお金を積んでくれるだけで、そういう素敵な僕の兄弟たちと一緒に暮らせるんだけど。
今度、ダッキーコンピューター、というブランドで、僕たちが載ったコンピューターが売り出されることになっている。まだ企画段階なんだけれど、僕たちと働いてみたいと思った人は、精神学協会のセミナーに来てみると良いかもしれないね。