銀行、50年住宅ローン。

通常業務をしていると、
仕事柄、やはり世相を表すような事象をよく耳にします。
私は元銀行員で、お金にまつわる事象、情報がよく身の回りに集まってきます。

最近の銀行が超ホワイト企業になっているってご存知でしょうか?
私が銀行に入った、約30年前の銀行は、19時前に支店を出るなんてことは
考えられず、早く帰ったら怒られる、ノルマのきつい、厳しい、
いわゆるブラック職場でした。
定時に帰れる市役所を羨み、役所に転職する同期も多かったのを覚えてます。

今の銀行は超ホワイトで、全行で残業ゼロ、、
残業したら、その分、どこかで、休ませて、結果、年間の残業ゼロ、、
という体制になっているようです。
どホワイト。どホワイト。。。
その旗振り役は我らが同期の支店長たち。。
入行当時、、こんな事態になるとは露知らず、
支店長ポストを目指して、達成した地点が、今の環境です。。
時代は変わるものですね。
さて、そんな話の中で漏れ聞いたのが、50年住宅ローン。
私の時代は最長35年の住宅金融公庫。
銀行は20年くらいまでしか貸さなかった。。。
まだ昔の方がまともだったのでしょうか。

今は20代向けに50年住宅ローンというものもあるそうで。。。

改めて考えるに、50年間、経済情勢が安定して、
返済を続けることのできる経済ってのがあるのでしょうか。。。

私には無理なように思える。。

そういえば、20代の人たちが、たくさん、家を建てていると聞きます。
50歳になっても、家一つ建てられない私がいうのも
なんですが、、大丈夫なんですかね。
私なんて、、、まあまあ、お金的にはうまくいった方ではと
自負しておりますが、、未だ、家を建てる気にはなれません。
借入金で将来を制限するのがとても怖くて。。。
(事業上の運転資金は借入してます)

50年の奴隷契約と考えるならば、、、
なんと怖い、、お金と恐怖、、という問題かなと感じます。
通貨発行権しかり、銀行制度、信用創造、金利の神。

まだまだ恐怖による支配は続くのでしょうか・・。