無神論の科学。(再掲)

いまの科学は、西欧近代の社会思想の根幹をつくりました。そして、近代から今日までの人間の行動原理は、この宇宙には神はいないというところから出発しているともいえます。もともとは、神を証明しようとしたのが科学だったのですが、神によってつくられた宇宙ではない、と説明できてしまった結果が現在です。ところが、この宇宙の中に、いまの科学のもととなるような知のデータを持った意識体が存在することを、まだ科学者は知りません。発明の共時性というものがありますが、地上で同じテーマについて考え続ける複数の人間の頭に同じインスピレーションが生じるのは、こうした意識エネルギーの知のプールにアクセスした結果なのだというのが、私の知るところなのです。そして、この無神論の科学の情報エネルギー領域は、私が無神論の悪魔と呼んでいる意識体の存在領域と重なっています。これによって、いまの地球の人間文明のルーツは、科学やマネーといったデータのある波動領域にあることが明らかになりました。それは、この物質宇宙の内部に、はっきりいうならば、暗黒面と呼ぶべきエネルギー領域から、人間意識に、投射されているものなのです。