令和の社会をデザインする

コロナ後の世界は、昭和・令和に信じていた価値観では、生涯を送ることが出来ない時代に入ったと見ていいでしょう。これは、日本だけでなく世界各地で潮目が変り、過去の価値観が通用しない社会に突入してしまいました。その事実を多くの人は、受け入れられず精神と肉体だけが過去に引きずられて、自分を見失い社会の激動に振り回されてしまっています。無意識の自己が、過去の社会を肯定したときに自分の存在がどこにあるのか解らいなくなってしい、社会の荒野にさまよっている人生になってしまっている。そんな時代の中で、何が人生の柱になり死生観を持つかで、次の人生が再スタート出来ると思っています。この三徳工房は、希望という小さな光を現実にして、社会空間をデザインするアトリエであります。そして、実験的な場であると同時にシンクタンクを備えた工房であります。

この工房は、3つのテーマに別けて次の世界をデザインしたいと思っています。
 

■ 教育
肉体と精神の一致。若年期に、社会と自己の接点を持つ空間をデザインする。
■ 仕事
個の精神から湧き出る決意と主意の尊厳を、社会の中に溶け込ます空間をデザインする。
■ 後世につなげる英知
短期的な貨幣価値でなく、普遍的な人知の構築を空間の中からデザインする。

 
大きく分けて3つを柱にしたテーマで、実践を交えながら記載していこうと思っています。この3段階に分ける意味は、人は時期(年齢)・環境によって大きく見方が変わって捉え方も違ってくると思います。区分することによって、自分たちの人生の空間デザインすることが、明瞭化できると思っています。ただし、世代間や個人感情や思考を分断化するのではなく、どこに普遍的な価値があるかの探究であり、実践を交えた日本文化の英知の再構築の場にもしたいと思っています。北米という場において、日本文化をどう再構築するのか? という実験でもあります。
いまの日本教育では、「語学ができれば世界に羽ばたける」とか、「どのように白人社会のシステムに乗る」とか、そんな単純なことではありません。日本人が、日本語という言語空間で考える思考や日本人が勤労の精神を、どのように世界の中に浸透していくのか? 日本文化を媒体にしながら、世界に出ていくという大きな空間デザインする場でもあります。

多くの人が集い、次の世代の社会を作ることを柱にして、日本の英知を結集する場になることを望んでいます。
ぜひ、コメントをよせてください。

三徳工房に協賛できる有志が出てくることを希望します。