【今日は、ちょっと聞いて旦那話№3】

料理人では無い旦那はんが、時々自然食材を使って作る旦那飯。
なんですが、今日も料理では無いです。

 

前回のつづき

 

スッポン釣りに自信を持った旦那はん。
暇を見つけては、釣ることを覚えました。

釣った後は、
しばらく泥抜き期間が必要なんですって。

 

そのために
まず大きな衣装ケースを買ってきて、
中にスッポンを投入。
自由に動けるように、少し水を張って、
窒息しない為と、登って脱出できないように返しの意図も含めて、
衣装ケースの上蓋は、少しだけ切り抜いて・・

 

かいがいしく世話をする旦那はん。

 

スッポンってめっちゃ首伸びるんです。
驚異的な首の長さなんです。
しかも筋力が凄くて、首が何かに引っかかれば、
懸垂のように身体を持ち上げる事が出来るんです。

 

どうやっても出れないぐらいの衣装ケースの上蓋の切り抜きから

 

 

・・・脱出したんです。

 

 

ある日曜日の早朝。

焦りまくった旦那はんの声で、
「ベランダにケースを置いていたら、その中の一匹がおらんねん。」
「昨日の夜、水替えした時には、おったのに」
「一匹脱走しとる。」
「マンションの同じフロアのベランダにおるかもしれんから、お前一軒一軒訪ねてこい」

 

えーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!

 

普段は目覚めの悪い嫁ですが、
驚愕の事実に即座に飛び起きました。

 

そして8時になるのを待って、
同じフロアのお宅を一軒、一軒訪ねる嫁。
まさかスッポンと言えるわけも無く・・・

 

嫁「ベランダで飼っている亀が脱走しました。」
「室外機の下とかに隠れているかも知れません。」
「ベランダを確認して頂けませんか?」

住人「どれぐらいのサイズですか?」

嫁「30cmぐらいです」

住人「えーーーーーーーっ!!!!!!!」

 

そうなるわな!

 

全てのお宅でご確認頂くも、どこにもおらず。
(皆様いい人ばかりでした。ご迷惑おかけしたお詫びに後日、全てのお宅にお菓子を持参致しました)

 

逃げたスッポンどこいったんやーーーーーーー。

 

という事で、まだまだ続きます。

旬の食材、大地のめぐみに感謝します。
美味しく料理してくれてありがとう!
ごちそうさまでした。