ブッダの知を継承したものの仕事。

ブッダの到達点は、その日、その時までは、待つしかない、だったのですが、その日、その時が、はじまったこの先では、ブッダの知が、闇と戦う人間には、必要なのです。精神学は、神を超えよ、仏を超えよ、と人間界に伝達していますが、その理由は、この宇宙のプログラムにあるといえます。ブッダの知の到達点から、生きている人間が、その身体の能力を開花させて、この宇宙が背負っている暗黒のカルマを解消するためのはたらきを、はじめなければならないからです。いままで、地上に置かれていた宗教的知識は、精神界のルールのようなものを知らせるためのものでした。その知識から精神学は生まれましたが、浄化と上昇という、情報の開示で、人間は精神界の情報にアクセスする能力を身に付けたのです。そして、神と悪魔という一神教が人間世界をコントロールしてきた精神的エネルギーのデータ系が、人知の側に移りました。いまは、その先の宇宙的な闇の問題に対峙するために、この宇宙の波動の秘密を人知の側に移している段階といえます。この波動というものの学びで、これまで、仏教というものが知に到る道として示してきた学びや修行を飛び超えたところにある、ブッダの到達点に達する道が整えられます。