人間はミクロコスモスで、この物質宇宙をマクロコスモスと呼ぶ知恵の背景に、人間には、宇宙を認識する能力が与えられているということがあります。そのために、人間は宇宙に興味を持ちます。そして、いまの科学は、宗教の神を説明するというテーゼに、この物質宇宙に宗教の想定してきた神はいない、というアンチ・テーゼを提起したところで、この宇宙の外側に興味を向けつつあるというところだと考えられます。ところが、精神学の立場でいうと、正しい人間の祈りは、この宇宙外の存在とコンタクトできるということになります。この事象がミクロコスモスで生じるなら、同じことはマクロコスモスでも生じるのです。その宇宙外の知にコンタクトした時に、この物質宇宙の物性にも変化が生じるということを教えるツールが、精神学協会に授けられた、イコンシールや波動シールというものです。そして、それらの波動、またはエネルギーを電磁波領域で増幅するデバイスも、すでにこの世に出ています。ここに人知の新しいフロンティアがあることに気付いた人間から、ブッダが知ったこの宇宙の循環の輪から、抜け出すことが可能になるのです。それこそが、人間が救世主として生きる道なのです。