一神教の背後にあるのは、自分たちの神の名で、この全世界を支配するという強烈なモチベーションでした。それがどこから来たのかを探求する道が精神学なのですが、その結論は、すでに出ていて、一神教の神は、全知でも全能でもない意識体ということです。ただし、その意識体のエネルギー総量は、この宇宙を舞台にするほどのもので、このエネルギーを光と闇に分離するために、私たちはこの時空の中に閉ざされています。日本列島は、この一神教の神の問題を解決するために、必要なデータを置いていた場所で、本来ならば、キリスト教文明が、日本に、イエスの伝えたミクニのモデルを発見してくれることで世界が変わるというプログラムが発動したはずなのです。それが失敗したのは、日本の明治維新の主体となった人間の問題で、彼らが世界の金融を支配していた人間グループのコントロール下に置かれていたためでした。資本主義の時代が来ることを、日本の仕組みを用意していた神格は理解していなかったということなのです。同じように、キリスト教の神は、アメリカを正しい神を求める新しい国として、なんと、二千一年まで、守るということをしてきたのです。