いまの時点で、闇のものたちの居場所は、これまで精神界と呼ばれていた場ではなく、科学技術がつくり出したサイバー空間というものと、時間という概念の場に、移行したらしいというところまで、分っています。宗教の時代が終わったということで、こちらが知れば、アチラも知るという、光と闇の戦いのルール通りに、この宇宙の時空の中で、人知の極限の領域に、戦いの場は移行しているようなのです。人間として生きて、日々の生活の中で、暗黒面の影響を受けている側としては、神も天使も、自分を救ってくれない、という印象しかないのかもしれません。もちろん、神も天使も、この戦いの領域のことは知らないので、人間という、小宇宙の中の闇を処理する手伝いぐらいしかできないのは、過去から今日まで、同じだという意味では、光の側の手助けはあるのです。しかし、小宇宙の中の闇を処理できたとしても、時間の経過と共に、内なる闇は、また勢力を増して、浄化しても浄化しても、ということになります。これまでは、その闇のエネルギーの供給源が、人間界の闇のように見えていたのですが、人間をそのようなエネルギー発生源にする仕組みが、この時空にあることがわかりつつあります。