人間は神なしで宇宙の説明ができる、宇宙の中に、いま存在しています。ところが、その説明では人間のたましいの存在は、無視されます。たましいだけでなく、神もまた、無視すべきものになります。そんな世界で生きているつもりの人間も、死に到ります。いままで、あの世という時空は、人間の生存の時空とは別だったので、感知できる人間は少なかったのですが、いまは、死霊と呼ばれるエネルギー体も人間世界に存在しています。いままでの人間の時空では、死人に口なしでしたが、これから、多くの人間が、死者は語り、メッセージを届けることを知るようになります。いまの世界を支配している人間グループの願望は、その肉体の死後も、意識を人工知能などに移行させることで、永遠に生きることのようなのです。すでに、一部の意識体は、その存在を人間界の内部ではなく、サイバー空間に移ったという情報もあります。そうなると、神が約束している最後の審判を受けないで済む、ということになります。人間を支配している意識体とは、そういうことをしていると知るべきです。この宇宙の主人は、それらの神に反するものたちかもしれないのです。