食べものが人へもたらす影響 Vol.1

まず栄えある第1本目の【魔界の食べもの学】に取り上げるものは…

こちら!

皆さんも、どこかしらで目にする機会があるでしょう。

翼を授けるRed Bullです。

翼は翼でも、どこへ連れて行ってくれる翼なのかはわかりませんが。

今回は8月9日に会長を含め、複数の方に同時に試していただくことができましたので、1本目とさせていただきました。

 

【分類:エナジードリンク】
【商品:Red Bull】

 

まず、このエナジードリンクというものについて解説をします。
エナジードリンクと言われるものは大抵の商品が、高糖度且つカフェインを含有しており、血糖値の上昇とカフェインの他アルギニンやナイアシン、ビタミンB群、その他複数の強壮成分などによる、興奮作用や心拍数と血流の上昇から、摂取することで一時的にエネルギーが高まったかのように「感じて」、活動力が上がるドリンクとなります。
しかしこれは一時的なものであり、エネルギーの高まりと興奮の後は、急激な血糖値の低下が起こり、疲労感がやってきます。

ただし、この糖質の量やカフェインその他の成分が、1本や2本飲んで問題になるかというと、あくまでも《清涼飲料水》の部類ですので、「ただちに」影響が出るものではありません。
カフェインの含有量自体で言えば、Red Bull の250ml缶1本でコーヒー1杯と大差はありませんし、糖分も250mlで約26gと、人工甘味料を使っていないコーラやサイダーと同じ程度です。

この他にいろいろ含まれている成分は大丈夫なのか?と疑問に思われる方もいると思いますが、単なる『栄養強化』という扱いになり、最終的に日本の食品分類では《清涼飲料水》として売られていますので、「規制も問題ありません」。

(※ただし、海外で販売されているレッドブルは『合成タウリン』が含まれており、日本のものと若干成分が違っております。日本の場合、タウリンを含む場合は《医薬品》として販売せねばならなりません。そうなると扱いが大きく変わってしまう為、日本のRedBullは海外版とは異なる成分で売られています。)

 

さて、このエナジードリンクは、現在多くのスポーツ選手や大会のスポンサーをしており、商品には

パフォーマンスを発揮したいときのために開発されました。
~中略~
Red Bullは、トップアスリート、多忙なプロフェッショナル、アクティブな学生、ロングドライブをする方など世界中で評価をいただいています。

と書いてあります。

現在Red Bullは多くのスポーツの大会へのスポンサーとして登場しており、トップアスリートやプロの選手の身に着けている物や背景に、特有の赤い雄牛のデザインが映り込み、選手やスポーツと結び付けて覚えている若い人も多く、またオシャレなイメージも相まって、日常的に手を伸ばしている人が少なくありません。
また、含まれているこれらの成分もドーピングに引っかかるものはないため、アスリートの方が飲んでも問題ないということで、運動時の糖分(エネルギー)と水分を補給するために飲む選手もいるというのも、手に取らせてしまう要因になっているかもしれません。
事実、学生さんや若手ビジネスマンの多いエリア(特に金融やIT系といった現在高所得水準にある業種)で、は多くの方が買い求めている姿を見ることができます。
午後の4時ごろに屋外で、電子煙草片手にエナジードリンクを飲む姿は、よく見かけます。

もうひと踏ん張りをしたいタイミングで、昔で言うところの<栄養ドリンク>が<エナジードリンク>に変わった、そう考えるとわかりやすいかもしれません。

 

こうやって全体を見てみると、あまり害はないように見えるかもしれません。

では、これを実際に活用するために飲んだ経験談を書いていきます。

実は過去に料理人をしていたころに、限界に近い体力で午前の仕込み~ランチ営業に入らなくてはいけなかった時に、3回ほどお世話になったことがあります。
確かにこれを飲むと一瞬頑張れます。

具体的に申しますと、心身の機能が低下しているときに摂取した場合、脳が若干麻痺して高揚感を感じている状態になり、身体の辛さが和らぐというよりも感じにくくなるため、身体は動けます。

しかし、思考的なパフォーマンスが上がるのか?と言われると、その部分は否定できます。

身体に鞭を打って一時的なブースト状態ではありますので、ルーティンワークのパフォーマンスを上げる上では確かに役に立ったように感じましたが、同時に脳がどこかしら麻痺している感覚があり、思考したり一瞬の判断をしながら行う内容についてはクオリティが、下がっていたと感じています。

また、ドリンクの効果が切れた時の肉体的な疲労感は、飲む前よりも何割も増して辛く、思考もうまくまとまらなくなり、発注のための在庫確認や単純な計算がうまくできなくなることもありました。

なので、本当に限界の時だけ、ランチ後はシフトチェンジで帰れるときだけ使用するものでした。

この経験はあくまでも私のものであり、こんな辛さは感じないという人もいますので、人それぞれかと思います。

 

ちなみに味は、メーカーやフレーバーで異なっておりますが、今回とりあげたRed Bullは、私はかき氷のイチゴシロップに炭酸を入れた味と香りと表現しましたが、他の方は「子供が風邪の時に処方される甘いシロップの薬に似ている」という表現もされていました。
ミントをきかせたものや柑橘系ベリー系のものなど、今では女性にも人気になりそうなものも、多く出ております。

 

ではここからタイトルとタグの回収に入ります。

さて、この商品はいったい何を目的として作られたのでしょうか。

手に取ったり飲まなくても、敏感な方はこの商品の画像からも、魔の波動が出ていることに気づかれる方もいるでしょう。
いえ、魔界の食べもの学なので『魔』なのは当たり前なのですが、デザインからも漂うというのはあまりないので、強烈だと感じます。
ちなみに、エナジードリンク系はかなりの割合で、パッケージのデザインからも微弱でも悪性の波動が出ています。RedBull以外にもMONSTERなどもHPを開くと頭が痛くなるほどの波動に溢れています。

この商品は、光の思考系や光の身体を破壊するために生まれた商品と言えます。

まず物理的に、急激な血糖値の乱高下に肉体に負荷のかかるカフェインやその他成分を配合し、正常な身体の働きを低下させる働きがあります。
そしてエネルギー的にいうと、このドリンクには魔の波動があり、それを摂取することで体内に魔の波動を取り込み、内側から精神を蝕む役割を担っています。

複数人で試したときは

・脳に響く

・鼻から目の奥に向けてぎゅっと締め付けるような感覚がある

・頭が痛い

・そもそも飲みたくない感覚がする

などの声が聞かれました。

私も身体の負荷が少ない状態で飲んだのは初めてだったので、冷静に状態を見てみました。

・口に入れると舌がじわりと麻痺をする感覚

・同時に鼻から立ち上る甘ったるい香りが、何故か若干酩酊状態に近いものを呼び、前頭葉にじわじわともやがかかるような感覚がくる

・その後10分程度脳全体がぼんやりと思考にもやがかかったかのような状態になる

といったものがありました。

 

少量(二、三口程度)を飲んでの反応なので大したものではありませんでしたが、これを継続して飲んでいると、どうなるのかはわかりませんが、一つ言えるのは頭が正常に働かない状態は何者かに付け入られやすい状態であり、その状態を自ら常時生み出してしまうという事でしょう。

それは自分を何者かに明け渡してしまうという事にも繋がります。

さて、みなさんはどのように思われるでしょうか。そして身近な人がこれを飲んでいたら、どう声をかけていくでしょうか。

誰もが手に取りやすい身近にあるものだからこそ、それを考えてみていただきたいと思います。