音は音波として、大気圏中でしか伝わることができません。ところが、日本の神道の知識として、その音に由来する、おとだま、ことだま、というある種のエネルギーの玉のようなものがあるというものがあります。宇宙のはじめが、はじめに言葉ありき、だったとすると、ビッグバンを起こしたエネルギーは言葉ということになります。精神界のデータに接すると、おとだま、ことだま、と呼ばれるものは、地球の外の宇宙空間にも伝達力を持つもののようで、それを現在の人知の波動の領域にあてはめると、電磁波という横波ではなく、テスラ波やスカラー電磁波と同じ縦波という、まだ検証されていない波動の話につながりが生まれるのです。いまの通信技術が横波の電磁波を利用していて、各種の人間の感情といったコンテンツを、他者に伝達しているのとは別の方式で、何らかの情報が伝達されていることを否定する理由はどこにもないのです。その時に、昔の日本人は、歌を詠んで言葉に出して、そのことだま、おとだまを、特定の相手に伝達させるだけの波動を出力できたらしいということが理解できるようになります。現在は、その能力が封印されていますが、その能力は神の子である人間には附与されていると考えるべきなのです。