精神学という言葉は、このために残されている、というメッセージが天から降りてきて、私は精神学協会というものを設立することになりました。最初、私は私の仕事は、地球上にある神知と人知を、ひとつの知の体系にすることだと考えたのですが、地球の神や神々というべき意識体は、その日、その時のことも、何も知りませんでした。地球側にとって、それらのデータと能力は、私が運んできたはずのものだったのです。それで、地球側は、私の小宇宙を探査しましたが、何も発見することはできませんでした。ところが、私の思考系の中に、どうやら、地球の神とコンタクトする回路と、私がたぶん、この物質宇宙外に存在すると感じている、私が神と呼んでいるものとの回路とが、別々にあるらしい、ということが、それらの経験でわかるようになったのです。日本列島に存在していた神や神々は、私の小宇宙に、彼らが持っていた情報を移築しましたが、最初のそれはやまと言葉だったので、それを現代日本語にするために、私という人間が必要でした。その移築がどのように進行したかを証しするものが、「最終知識」という一冊の本なのです。それは、人間の想像力からは生まれようのないものです。