神とは何か、をもう一度。

地球上には、神と称するものの記録がたくさんあります。いまでも、さまざまな手段で、神とのコンタクトを求める人間は多く、コンタクトできたと信じている人間は多いはずです。そのコンタクトの最初で出てくるのは、多くの場合、自分は神だと信じているらしい霊体で、いろいろ教えてくれたりします。これらのほとんどは、人間霊のようです。次に多いのが、かつては神々の眷属であったものたちで、いちばん日本で多いのが、各種の狐です。それらは、今でも信仰の対象なので、身近な人間の欲望ぐらいは知っています。そうした昔々からある意識体とは別に、近年で増加しているのが、宇宙人と称する意識体で、これらの存在も人間の脳内にコンタクトできるようです。そのコンタクトができたとしても、何か特別なメリットを人間が受けることは、ないようです。私が知らされているのは、それらの存在は、その人間の小宇宙の内なるものであるということです。その小宇宙をマクロ化した時空に、その人間は物質的に生きています。それをつきつめていくと、ほとんど映画のマトリックスというもので描かれている世界に、人間は閉ざされて生きていることになります。それがその人の現実なのです。