精神学の立場でいうと、日本の仕組みというものが発動し、聖書の時代という、ひとつの物語が終わりました。それによって、古事記と日本書紀という、白村江の敗北後に精神界の関与によってつくり出された神話の時代が終わりました。白村江の敗北というのは、日本史上、先の大戦と同じくらい重大な敗戦であったと精神界からは伝えられていて、そこで生まれた記紀の時代が終った後の日本に授けられた神話のようなものが、「最終知識」なのです。そこにあるのは、日本の神々というものが、日本史に関与したことと、日本列島が世界の精神的エネルギーの図書館、または博物館であること、さらには、日本が聖書の時代を終らせる場であることの証拠とでもいうべき神界情報です。かつてのやまとことばが神界語であったことが、やまとうたによって示されていますが、一番重要なのは、私がムスビの力を司るシラヤマヒメから、神札、つまり、オフダをつくる能力を附与されたというストーリーなのです。光を宿したオフダというものが、ひとりの人間と神界との役割分担の証しとして、生まれ、それによって、普通の人間でも神の光の世界とコンタクトできるようになって、最後の審判へ到る道が整えられたということです。それこそが日本列島の秘密なのです。