光のマネーが人類を救済する。

いまの地球のマネーを独占している人間グループは、自分たちが主人だと考えているというより、何者かに使われているものたちのようです。それを悪魔崇拝者と呼んでもいいのですが、その彼らの背後にいる相手は、悪神でも悪魔でもなく、この物語宇宙が背負っているカルマとしかいいようのない悪意なのです。一神教の神は、その最終的な敵対者に出会うために、この人類の暗黒史をつくることにしたのかもしれません。なぜなら、その聖書には、復讐するは我にあり、と記述されているからです。つまり、聖書の神、言葉の神は、イエスを十字架にかけたものへの復讐を宣言しているからです。この戦いの物語が、とりあえず、現行人類の物質界と精神界で進行中だということです。そして、どうやら、この戦いの主戦場は、すでに現物の紙幣に代表される政府発行通貨ではなく、サイバー空間における電子マネーや仮想通貨という、概念上のマネーの主人は誰かというものに変わっているのです。その入口となるのがコンピューターとネットワークで、いまのところ、その領域は闇のエネルギー帯です。ところが、そこにも、光の戦士が立っていて、そのひとりが死んだけれど、死んでいないジョブズというわけです。