光に属する波動のマネーが神の通貨。

聖書の究極の目的は、人間世界で流通する通貨を、神の権威のもとに置くということのようなのです。そのためには、妬むものである人間を、その発行者から排除しなければなりません。つまり、欲深い人間は、光の通貨には触れさせられないという意志があるともいえます。それは、人間に対して、富は天に蓄えなさい、という言葉がすでにくだされていることでも分ります。どうしたら、天に富が蓄えられるのか。回答はすでに出ています。精神界が汚れと呼ぶような、不法や違法な人間原理による金もうけではなく、はたらくことで富を増やし、すべての人間を幸せにするような人間の生き方が生み出すマネーを、神または精神界のプログラムの実現のために使いなさい、ということです。日本の民を、「おおみたから」と呼ぶのは、人間は生きて生産することで「たから」をつくり続けてくれるからです。日本に古来、奴隷制がないのは、人間は自発的に働かないと、「たから」を生むことができないことを、日本人は知っていたからなのです。これから先の時代には、人間の創造性、創造力が、新たな富の源泉になります。これまで、地球上で、暴力的手段によって、富を独占してきた人間グループは、その新たな富の創造にかかわるべきではないのです。