精神学協会の会員のなかに幼少の頃の、永平寺の中で開けてはならぬ扉を開けてしまい、暗黒の宇宙のようなものを見てしまった男性がいます。失われた十支族ではないイスラエルのレビ族という伝承を持つ人で、日本列島の福井県の小浜湾の遠敷(おにゅう)という地でめのう細工を生業にしていた一族の最後のひとりです。その人生は、波乱万丈だったようなのですが、このタイミングで、たぶん、その人物をメディアとして、アップルの創業者のスティーブ・ジョブズが、精神学協会に参加することになりました。その男性は、ホテルマンであった時代に東京のホテルで、ジョブズの行動に注意した際、ジョブズから眉間に人差し指と中指を押しつけられるという体験をしたそうです。そのジョブズの指からは、電気のようなものが全身に流れ込んだと回想しています。ジョブズが禅をしていたことはよく知られていますが、ジョブズは、あるタイミングで、アメリカ的な神の概念を卒業して、ブッダの知の領域に到ったのだと考えられます。なぜなら、ジョブズの意識は生きていて、この人間社会のことを知り、コンタクトする道を探して、その人物のチャンネルから出てきたと考えられるからです。このキリスト教と仏教の関係が分らないと次の時代が見えません。