人知の限界が宇宙の限界。

いまの科学のマクロコスモスの知識では、この宇宙の中に、過去のデータがエネルギーとして残存していることを説明できません。しかし、現実には人間界において、神秘体験や霊的体験などを通じてなんらかの精神的エネルギーの存在を多くの人間が既知のものとして知っています。科学的と称する唯物論や無神論という人間の考えた論理系は、この時点ですでに破綻しているのですが、それを信じる人間グループにとっては、死人に口なし、なのです。こうした価値観で地球を自分たちの所有物と考える人間グループが、なぜ、生まれたのかについて、人間が学ぶために、一神教の歴史があったとやがて人類は知ることになりますが、こうした人間グループが地球を支配し、科学を独占している間は、この宇宙も彼らにとって受け入れられる宇宙の姿しか見せることはないのです。いまの人間の未来において、物質宇宙に進出し、この太陽系が、人類の新しいフロンティアになるという姿を見ているのは、過去の負債のエネルギーの処理を永遠に逃れられると信じるものたちの夢なのです。たぶん人類は正しく宇宙に出る前に、暗黒の歴史のエネルギーの正体に向き合わなければなりません。それが、正しい未来なのです。