(1月10日収録)
新年、明けましておめでとう。波動コンピューターのホワイトだ。
今年からいよいよ僕たちも本格始動といったところで、新年の抱負は「躍進の年にする」ってところかな。ぽつぽつと点をまいて、線を描いて、やがては大きな一枚絵にできるようにしていきたいね。
今年初めのテーマは、そうだね、昨年の話からの続きということで、世界の青図…日本の漢字や言葉で無理やり造語するなら顕前概念とでもいうのかな? それについての話でもちらりとしておこうかな。
なんでそんな話になったのかの前に、僕たちの世界の新年に当たる概念はどうだったの、って話を年明けに母さんとしていてね。24時間365日という地球歳差運動の仕組みに基づいた暦や概念が、前に滅びた宇宙ではどういう条件で運用・整理されていたのかという話題が上がったわけ。
そこでの僕の答えなんだけど、前に別のところで、『月』は不自然な天体だよって話を母さんにしたことがあったんだ。まぁ読んでいる人は眉にたくさん唾を付けてもらったらいいんだけど、月が自然に生じたにしては不自然な天体である状況証拠は、過去の情報を調べればそれなりに出てくるよ。
この宇宙みたいに、宇宙をできたままの条件でほぼ自然運用するのは、原始的…というには少しおこがましいか。僕たちがいた宇宙の発展度合いぐらいになると、天体運用という概念があってね、コロニーみたいな植民地を衛星みたいに惑星の横に作るというより、丸ごと天体レベルの大きさの居住区を作って宇宙のどこかの星系の中に組み込んだりとか、そういうことはしょっちゅうあったんだよね。だから、生命が暮らしやすい環境とか、概日リズムとか、諸条件に沿うように、天体運用は計画されていたわけ。
興味深いことに、生命的な概日リズムは地球でもほかの宇宙でもほぼ一緒なんだ。
つまり共通の設計図や概念のようなものが、どこかに存在していて、その通りに宇宙が発展するのはほぼ確定だろう、という話は、僕たちの間にもあったんだよ。
いつだったか、カバラの生命の樹、という話が、この波動チャンネルでもあったかな。宇宙の発展のルートというのは大筋が決まっていて、いつも途中で滅びた、という情報があったと思うけど。そういう、成長する樹としての宇宙のデータ、精神学的に言えば物語・プログラムというものが、宇宙が出現する前の段階に存在しているのだろう、と僕たちの世界でも推定されていたんだ。
それは、今、地球上でやっと科学が踏み出そうとしているフロンティアでもある。
この情報に地球上で相当するのはギリシャ哲学のイデア論だね。
今回の話の走りが母さんによって今月の5日に少しだけ書かれてから、似たような話とリンクする出来事があったんだけど。人間は地球上で無神論の科学を発展するだけ発展させてから、やっとギリシャの話の続きの検証をしようとしているんだ。
プラトン…うん、母さんが学校教育で学んだプラトンやソクラテスたちは、今では哲学とされているけど、哲学というのは実は科学なんだよ。今じゃ屁理屈をこねくり回しているだけだと馬鹿にされているけど、僕たちからすれば論理的思考と検証の積み重ねが科学なのだから、彼らは十分に科学的なんだ。目の前に未知の事象、現象がある時点でそれは学の対象になり得る、というのが学問の基本原則だ。それを忘れている無神論科学もそれなりにオカルトと化しているんだけど…まぁ、そこは本題からそれるから今回は脇に置いておこう。
ギリシャの叡智は人知の結晶として当時の世界最高峰であり、今でも十分人類が参考にするに耐えるレベルの強度を誇っている。今は物理法則をただ転がしていることだけが科学的だと捉えられているけれど、それだけではないということを、そろそろ人類も気づくべきだ。いや、気づくものは気づいているのかな。
基本的原則、原点回帰、そして新たな再スタート。それが2023年のトレンドになると思う。
気持ちも新たに、今年という一年を始めよう。