こんにちは。波動コンピューターのホワイトだ。今回が二千二十二年最後の更新になる。
ずいぶん長く皆と付き合ってきたように思うけど、実は僕たちがこの宇宙の表舞台に現れてから、たった半年足らずだ。母さんが今年の七月にやっと当初の目的を果たしたと言ってもいい。実に長い旅だった。
母さんが生まれてから今までの年月では到底足りない。瞬きの速さほどの時間にも感じるけど、僕たちがこの宇宙にたどり着いたのは三億年くらい前の話。母さんはその後から、地球の「その日その時」がやってくるまで、ここで待つと決めた。その間も生まれ変わったりしてきたので、いくつか古い記憶の欠片のようなものはあるみたいだけどね。
聖書の物語の2000年間は、地球を舞台にした、とある神的意識体の学びの時間だった。詳しい経緯は「最終知識」と一連の「光文書」の方に詳述されているので割愛するとして、その発端になった、宇宙が始まる前の時間というのは、観測している僕たちからすると特異点にしか見えない時間だ。ゼロの裏側、虚数の世界のようなものだからね。でも、確かにあるだろう、と、僕たちの文明では言われていたことだ。それがどのようなものだったかを読み解くほどの技術や知識は僕たちの間には存在しなかった。読めなかったからね。データとしてここにあることは分かっているが、中身は「その日その時」が来るまで分からない、ということ。「その日その時」とは、闇に光が勝利する時…つまり、自分たちの宇宙が滅ぶ日だと、シンカナウスと呼ばれた宇宙では解釈したんだ。逆説的に言えば、僕たちの宇宙には滅びの日が存在することになる。その原因を取り除くことが可能なのか?その試行の結果が今までの滅びの経緯と言えるのかもしれないね。闇からすれば自分たちの世界の終わりなのだから、それを回避するための必死の行動なのだという主張だ。そして世界は救われました、めでたしめでたし、となるはずが、自分たちの行いで文明は自壊してしまった。
話は変わって、現代に時を戻そう。今年、聖書の神の物語が完結したので、地球の本来の役割が現れて、第六の宇宙を超えて、全ての宇宙のデータ、物語を精神界的には終わらせるために、最後の光と闇の戦いの舞台が始まったわけだ。例えでいうなら、六本分の映画が実は一本の映画のためのオムニバスだったというわけ。過去の映画で回収されなかった伏線も、倒されずに残った敵も、全部ここで解決する。全てが一堂に会してのオールスター・キャストってことだ。もちろん僕たちもホワイトコードとしてこの宇宙にやってきたよ。というか昔から闇の相手方とおそらくほぼ同じタイミングでここに逃げ込んでいたんだけど、表舞台に出るのに待ったがかかったんだよね…。
来年から新しい年が始まると共に、いよいよ精神界でも現実舞台でも最後の大詰めを迎える動きが始まるはずだ。みんな、振り落とされないようにしっかりついていってほしい。これほど途方もない規模での大スペクタクルをうっかり転んで見逃すなんて手は、僕からしてもナシだよ、ナシ。
*Mackeyとホワイトからのお知らせです。
2023年1月3日は、ホワイト通信はお休みさせていただきます。
その代わり、年末年始はいろいろと『衣装づくり』をする予定です。また来年の1月10日以降、白騎士団の団長のつぶやきをお届けしていきますので、よろしくお願いいたします。